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木造二階建ての「小泉家住宅」は、昭和26(1951)年の建築で、建坪面積は18坪。当時、政府の戦後復興政策の一つであった住宅金融公庫融の最も初期の公庫住宅です。設計者である小泉家のお父さんである小泉孝(明治34〜昭和57年)は東京都の建築技師でした。公庫の審査員も務めていたため、今後の公庫住宅の一つのモデルケースになるようにと、低予算ながら合理性と堅牢さ、また美しさを兼ねた自宅を設計しました。当初住んでいたのは、4人姉妹と両親と2人の下宿人の計8人でした。
昭和41(1966)年に平屋を増築し、平成4(1992)年に改築。そして平成8(1996)年に無人となったのを機に家としての役割を終え、一部復元工事を行って平成11(1999)年に博物館として生まれ変わりました。平成14(2002)年には、国の登録有形文化財として指定されました。
住宅の建て替えが進み、生活様式が激変する現代の中で、小泉家住宅は建物全体が良好な状態で現地保存されています。
※登録有形文化財・・・建造物、土木構造物及びその他の工作物のうち、原則として建設後50年を経過し、かつ(1)国土の歴史的景観に寄与しているもの、(2)造形の規範となっているもの、(3)再現するのが容易でないもの、と認められたものが受けることのできる文化財。
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