Skip to content
開館は 金・土・日曜日・祝日 10:00-17:00 です 

会期:2025年8月1日(金)~2026年3月29日(日)

会場:昭和のくらし博物館 新館1階談話室

世界中で戦争の気配が濃くなる一方、過去の戦争の記憶は失われつつある。
再び私たちが戦争への道を歩むことがないように、今私たちに何ができるだろう?
単に戦争の記憶を「忘れてはならない歴史」として、隔たった距離からの視点で対象化するのではなく、各々の家族や、生きてきた経験と「戦争」のつながり(例えば古い家族写真をめぐる誰かの語りなど)を自分なりの仕方で手探りしてみる。それぞれが<私の>物語を探索し、発見すること。
その小さな物語の探索こそが、<私>達が戦争を考え続けるための根っこを育てるのではないだろうか。
その小さな物語の集積こそが歴史であり、対話によってそれを共有し思索する営みを続けたい。
かつて戦争を引き起こした「大きな物語」に、私たちが再び飲み込まれてしまわないためにも。

*展示は期間中も動き続けるプロジェクトの経過を反映して更新され、プロジェクト自体も今後の博物館の活動の一部として継続していきます。

● 戦争と<私>をつなぐ自由研究
博物館に眠っていた軍事郵便や慰問文などの資料の箱を開けるところら始まったこのプロジェクト。
さまざまな立場の人がそこから、<私>に響くテーマを追う参加型の研究会を始めました。
まだ一歩を踏み出したばかりですが、この活動を紹介すると共に、来館者を巻き込んでさらに輪を広げていきます。

● 「戦争と私」ブック紹介
この本のここがいい!これが心に響いた。
いろんな人の<私が勧める本>を紹介。手にとって読んでいただけます。

● 触れる<戦争>の時間
やっぱり、実物の力!手にとってみてほしい。感じてほしい。
博物館所蔵の千人針や軍事郵便などを実際に手にとって触れ語らう時間を設けます。(8月いずれか日曜14~16時)
春日コレクションの双六やカルタなどの複製を実際に手にとって遊んでみることも。(随時)

Back To Top